島根県

中国地方の日本海側である山陰地方の西部を成し、県庁所在地は松江市。「島根県」の名は、松江城周辺が、旧嶋根郡（島根郡）にあったことによる。

離島の隠岐島、竹島なども領域に含まれる。旧国名は出雲国・石見国・隠岐国であり、現在でも島根県は、出雲地方・石見地方・隠岐地方の三つの地域に区分されることが多い。

また、全域が日本海側気候であるが、沿岸部の冬季は曇りや雨が主で雪が少なく、豪雪地帯は内陸部にとどまっている。

なお、沿岸部の気温は比較的高めであり、特に、島根県の浜田市や益田市などの県西部の沿岸部においては、東京の1月の平均気温と同程度と温暖である。そのため、積雪しても数センチ程度にとどまることが多く、大雪となることは少ない。

＜島根県の世界文化遺産＞
・石見銀山遺跡とその文化的景観について

島根県のほぼ真ん中に位置する大田市大森町を中心とし、旧温泉津町、旧仁摩町を含め　た現大田市の広い範囲に広がる遺跡です。
遺跡の範囲は大きく3つに分けられ、「銀鉱山跡と鉱山町」「街道（石見銀山街道）」「港と港町」からなっています。
大航海時代の16世紀、世界で流通した銀のおよそ3分の1が日本の銀であり、さらに　そのほとんどが石見銀山で産出されたものであったと言われます。

＜島根県の国宝＞
・出雲大社本殿（出雲市）
・神魂神社本殿（松江市）
・加茂岩倉遺跡出土銅鐸（雲南市）
・荒神谷遺跡出土品（斐川町）
＜重要文化財＞

・松江城