鳥取県

日本海に面し、中国山地を有し、豪雪地帯である。47都道府県の中で人口が最も少ない。

鳥取県は、かつての因幡国、伯耆国の区域に相当し、鳥取市を中心とする東部、倉吉市を中心とする中部、米子市と境港市を中心とする西部の3つの地域に分けられ、4市・5郡・14町・1村がある

平成20年度(2008年)の県内総生産は1兆9927億円であり、47都道府県では最も小さい数字ではあるものの、世界の半数近くの国の国内総生産(GDP)より規模が大きい。 

鳥取県の特産品としては、スイカ、らっきょうなど全国的に有名な産物が多く米や野菜、果物などもバランスがよく生産している。
特に、二十世紀（にじっせいき）は有名で、青梨系の中生種で、和なし生産の13%を占める生産量第3位の品種であり、鳥取県産なしの8割を占める。

また、日本海側の重要港湾として栄えてきた境港は、白砂青松の続く弓ヶ浜半島は東南にそびえる大山を背景に風光明媚な景観を呈しており、「日本の白砂青松100選」や「日本の渚100選」に選ばれている。

なお、鳥取県境港は漫画家・水木しげるの出身地であり、「ゲゲゲの鬼太郎」に登場するキャラクターの銅像がならぶ水木しげるロードや、米子駅と境港駅を結ぶ境線に「鬼太郎列車」が運転されていることでも有名である。