福島県

東北地方南部にあり、県庁所在地は福島市。太平洋に面し、奥羽山脈の東西にまたがって存在する。新潟・栃木・山形・宮城・茨城の各県と隣接している。 

人口の大きな自治体としては、福島県で人口順にいわき市、郡山(こうりやま)、福島市となっているが、3市とも30万人前後です。3市は行政機能が集中する福島市、経済・交通の中枢で商業・内陸工業・流通都市となっている郡山市、広大な面積を持ち工業・観光に特化するいわき市となっている。また、福島県会津地方の中心都市で史跡旧跡が多く歴史都市の会津若松市も上記3都市に比べ小規模ながら重要な地点となっている。

＜探偵ノート＞

第一次産業では水稲、モモに代表される果物などの農産物、いわき市のカツオ、郡山市の養殖鯉（出荷量日本1位）などの水産物が主要産物である。

第二次産業では、福島県は首都圏に隣接する至便性のため首都圏より県内に進出する企業も多く製造品出荷額では宮城県を抑え東北地方1位である。電子機器関連の工場の立地が多く、会津若松周辺では半導体、郡山周辺ではプリント基板関連、電子部品、福島市周辺では電子機器、いわき市周辺では電子機器、化学製品、自動車エンジン工場などの立地がある。最近では田村市において自動車電装部品関連企業の誘致にも成功している