習志野市

千葉県北西部に位置し、下総台地の端であり、海岸部から内陸部にかけて高低差が大きい。東京湾沿いには広大な遠浅の海岸を埋め立てた住宅地や商工業地が広がっている。

習志野市の中心駅は、船橋市（旧二宮町）にまたがる津田沼駅であり、陸軍施設の玄関口として総武線津田沼駅北口には戦前から商店街が形成されていた。北口及び南口の再開発事業によって大型商業施設が集積すようになった。

＜見どころ＞

・谷津干潟（やつひがた）
習志野市谷津とその周辺に位置するある約40haの干潟で、サギ類・カモ類・カモメ類などの水鳥が一年を通して見られる。1988年に国指定谷津鳥獣保護区（集団渡来地）に指定され（面積41ha、うち特別保護地区40ha）、さらに1993年6月10日にラムサール条約登録地に登録された。

・鷺沼城
習志野市の行政役所付近から300mほど南下した下総台地上の地点にある。現在鷺沼城址公園として整備され、一般に開放されている

・谷津遊園（やつゆうえん）
京成電鉄が直営運営を行っていた遊園地。1982年（昭和57年）12月21日に閉園。現在は施設内のバラ園が、習志野市が運営する「谷津バラ園」として残っている。
園内には、巨人軍発祥之地の碑がある。これは、アメリカ選抜チームと対抗するために東京六大学を中心とした選手がここで練習し、そしてそのチームがのちの東京巨人軍（現・読売ジャイアンツ）になった経緯からである。