南房総市

海と山に囲まれた房総半島最南端の街です。地域でとれた農水産品を地域で消費する地産地消を推進することで、地域産業の活性化や伝統文化の継承を図るとともに豊かな自然環境を保全することを目的として南房総市では「地産地消推進のまち」宣言を制定しています。
＜地域の特色＞
内房に面した岩井や富浦地区からは､波の彼方に霊峰富士を 望むことが出来ます。また､外房に面した和田漁港では､日本に4か所ある捕鯨基地のひとつとして､歴史ある捕鯨を大切に守って来ました。
多くのサーファーやクリエイターに愛される海辺の街､南房総市の千倉には､日本で唯一の「料理の祖神」を祭った高家神社（たかべじんじゃ）や、秋の紅葉で有名な小松寺などがあり､隠れ家的なカフェも多く点在します。

市役所所在地：〒299-2492 千葉県南房総市富浦町青木28番地
総務課－電話番号：0470(33)1021

＜見どころ＞

◆千倉漁港
天然の地形と沖合に好漁場をもつことから、 古くから漁業根拠地として利用されてきました。 南房総市にある本港は従来、平館港と千倉港とに分かれ、 それぞれ独立して利用されていましたが、 昭和24年7月、 県営漁港編入に際して合併されました。
その後、漁船の増加に伴い荷揚場、防波堤等を築造しています。さらに昭和24年、県営移管により修築事業がおこなわれました。第6次漁港整備計画も完了し、千倉漁港は近代設備を整えた、大漁港となりました

◆白浜フラワーパーク
風光明媚な南房総市の最南端に位置し、８００坪の大温室と３棟の温室には、バナナを始め熱帯果樹や熱帯花木が生い繁り、お花畑や花壇には四季の花が咲き競う、１月から５月５日の間はポピ－の花摘みが楽しめます。
併設の食堂では新鮮な魚介類を中心にした磯バ－ベキュ－（要予約）や磯料理が味わえます。

◆野島崎灯台
房総半島の最南端、太平洋に向かって突き出た岬に立つ野島崎灯台は、明治2年（1869年）にフランス人技師ウェルニーによって設計され、関東大震災によって一度倒壊しましたが、大正14年（1925年）に再建されました。
南房総市に残る開国の歴史を飾る慶応年2年にアメリカ、イギリス、フランス、オランダの4ヶ国と結んだ「江戸条約」によって建設を約束された、日本に8ヶ所ある最古の灯台の1つです。

◆真浦天畑
南房総市和田町の真浦地区、山の斜面を切り開いて花の栽培が行われている場所があります。真浦天畑と呼ばれるその場所は、田宮虎彦の小説「花」の舞台にもなり、1989年に「花物語」として映画化された時には、ロケ地として使われました。

◆滝田城跡
南房総市にある「南総里見八犬伝」に出てくる滝田城が建っていたところ。
歴史に包まれた城跡は、ハイキングにぴったり。伏姫と八房のブロンズ像、遊歩道、展望台があります。