佐倉市

千葉県北部、下総台地の中央部に位置し、都心から40キロメートルの距離にあり、面積は、103.59平方キロメートルで、北部には印旛沼が広がります。
佐倉市の年間の平均気温は15℃前後で、比較的温暖な気候に恵まれています。京成電鉄本線、JR総武本線・成田線が市の東西を貫き、都心までおよそ60分、成田空港と千葉へはそれぞれ20分です。
印旛沼周辺、佐倉城址周辺、また東部、南部の農村地帯などには豊かな自然が残っています。また佐倉市内には新交通システム(モノレール)によるユーカリが丘線が運行し、バス路線とともに各駅と住宅地を結ぶ住民の足となっています。

＜見どころ＞

◆佐倉城
千葉氏一族である鹿島幹胤が天文年間（1532～1555）に築いたものを原形とし、後に徳川家康の命を受けた土井利勝によって慶長16年（1611）から元和2年（1616）にかけて構築されたもので、江戸東方の守りとして代々譜代大名が封じられた
所在地－佐倉市城内町官有無番地

◆川村記念美術館
17世紀のレンブラントから19世紀のルノワール、モネ、ピカソに至る西欧近代絵画、横山大観や尾形光琳らの日本美術の名品を幅広く展示しています。広い敷地内も美しく、散策路では四季の花々を間近に観察できます。
所在地：佐倉市坂戸631番地
代表電話：0120-498-130

◆塚本美術館
佐倉市裏新町にある刀剣類を専門に展示するユニークな美術館です。千年の歴史を持ち、鉄の芸術品として世界に知られる「日本刀」をはじめとする刀身400点、鞘250点の貯蔵品は、地元出身の実業家、塚本素山氏によって蒐集されたコレクションによるものです。

◆佐倉順天堂記念館
天保14年(1843)に蘭医・佐藤泰然が開いた医院兼蘭学塾として創設しました。ここから明治時代の医学界を支えた人材が多数輩出されました。
佐倉市本町81にある由緒ある建物は記念館として保存され、その中に順天堂関係の資料が展示してあります。現在の順天堂大学は、泰然の養子・佐藤尚中が開設したものです。

◆上座総合公園（じょうざそうごうこうえん）
佐倉市上座地先にあり、子供が遊べる遊具のある児童園や市民プールなどをはじめ、運動広場や交通公園などがあります。散策にも快適で、春には桜の見物客で賑わう公園です。