函館市

北海道の南部に位置する市。中核市に指定されている。

渡島半島の南東端に位置し、市域は三方が海に面する。津軽暖流の影響もあり、道内では比較的温暖な気候で亜寒帯と温帯の境界線に位置する。 

函館市は、幕末の開港とともに西洋の文化がいち早く流入し、その後の市街の形成の中で取り込んでいったため史跡や名所を数多く抱えている。日本三大夜景の1つである函館山からの夜景、元町・末広町の重要伝統的建造物群保存地区、函館港周辺、五稜郭、湯の川温泉、トラピスチヌ修道院など、市内には多数の観光スポットがあり、函館市電などで繋がれている。

また、隣接する町に大沼国定公園があり、観光は函館都市圏にとって重要な産業となっている。さらに温泉もあり天然資産にも恵まれている。このため一年を通じて訪れる観光客の数は多く、大小さまざまな宿泊施設や朝市に代表される土産物店ある。

なお、2015年（平成27年）度には北海道新幹線・新函館駅が開業予定となっている。