茂原市

太平洋に近く、温暖で自然いっぱいの観光スポットやレジャー施設、史跡などがたくさんあります。

千葉県茂原市は、日本桜の名所100選にも選ばれた茂原公園の「桜まつり」や、関東屈指の「七夕まつり」などが有名です。

古くから房総往還の道筋にあたり、定期市も開かれていたため、茂原市は交通の要衝、商業の中心でもあり、道路・交通網をはじめ、産業･経済、教育、そして情報の面で大いに発展を遂げました。また、明治の中期に発見された天然ガスは、茂原市の近代産業を飛躍的に発展させた原動力となりました。天然ガス（ヨウ素）の生産量では日本一で、それに伴い多数の関係企業が立地しています。

◆茂原公園
遊歩道が整備され、市民の憩いの場として親しまれています。公園内には美術館・郷土資料館があります。
所在地／ 茂原市高師字道表1325-1
昭和初期に開設された公園です。春を彩る園内のさくらは、ソメイヨシノなど約2,850本が植えられ、「日本さくらの名所百選」に選ばれています。

◆六斉市（ろくさいいち）
約400年の歴史があります。
茂原市の昔の面影を残す昌平町通りで毎月４と９のつく日に開かれ、季節の植木、野菜、果物、干魚などが露天で売られにぎわっています。江戸時代に千葉県の長生地方の交易の場として開かれ、主要商品として塩が売買されました。

◆橘樹神社（たちばなじんじゃ）
所在地／ 茂原市本納738・739
祭神は弟橘媛。橘の木を媛の墓標としたのが橘樹神社の由来とされます。３年に一度体育の日の前日に行われる例大祭には神輿と山車が町内を練り歩きます。また橘樹神社社叢は市の天然記念物です

◆レイクウッズガーデン　ひめはるの里
所在地／ 茂原市三ヶ谷719
園内には四季折々の美しい花々が年内を通して咲いており、オーストラリアン・ラブラドゥードルと出会え、ふれあえる、日本で唯一の場所です。ドッグランやドッグカフェもあり、やすらぎと活力を感じることのできるパークです。

◆本納城址
室町末期（1529年）造営の山城の遺構。房州里見の支城でした。
所在地／ 茂原市本納3106
天正18年（1590年）に徳川家の旗本の知行地となり廃城になりましたが、本、中、下城址、削壁、抜穴、袋狭間、狼火台址等々、中世山城の遺構を多く今もとどめている貴重な城跡です。