野田市

現在の野田市は、平成15年６月６日に旧野田市と関宿町合併したもので、面積１０３．５４平方キロメートル。関東平野のほぼ中央に位置しており、東に利根川、西を江戸川、南を利根運河が流れ、三方を河川に囲まれた水と緑に恵まれた地域です。
野田市のある地域は古くから、北部は大都市江戸への玄関口であり、重要な川の関所が設けられた関宿藩の城下として、南部は江戸の食文化を支えた醤油醸造業を中心に発展してきました。
交通事情としては、鉄道では東武野田線が乗り入れ、バスは朝日自動車、茨城急行自動車、東武バスイーストが運行しています。
また野田市が運営するコミュニティバス「まめバス」も運行しています。 運賃は、100円均一です。ただし、小学生は50円、乳幼児は無料

＜見どころ＞

◆千葉県立関宿城博物館
野田市関宿三軒家143-4にあり、博物館の建物のうち、天守閣部分はかつての関宿城を古い記録に基づいて再現したもので、平成７年（１９９５）１１月に開館しました。関宿城や関宿藩に関する資料や「河川とそれにかかわる産業」をテーマに河川改修や水運、流域の生活や産業など河川の歴史を紹介しています。

◆もの知りしょうゆ館
野田市駅に程近いキッコーマン(株)野田工場製造第１部内にあり、しょうゆの歴史や作り方などについて楽しく学ぶことができます。見学後は併設された「まめカフェ」で、3つのしょうゆを豆腐につけて味くらべ(無料)や、しょうゆソフトクリーム(250円)、特製もろみ豚汁(150円)、せんべい焼き体験(3枚210円)などを楽しむことができます。

◆キッコーマン株式会社（英: KIKKOMAN CORPORATION）
野田市に本社を置く、醤油を主とする調味料の食品メーカーで、2009年（平成21年）10月に新設分割により3つの事業子会社を設立し、純粋持株会社に移行しています。

◆野田市-郷土博物館
昭和 34 年に千葉県で最初の登録博物館として開館しました。建物は京都タワーや日本武道館の建築家として知られる山田守の設計によります。外観は正倉院の校倉造りをイメージしたものです。

◆清水公園
野田市清水906 にあり、1894年(明治27)に、柏屋五代目当主・茂木柏衛によって創設された広さ28万平方mの公園で、聚楽園ともいわれていました。昭和2年に桜を植栽。園内には、金乗院の却初[ごうしょ]の桜のほか、花ファンタジア・ポニー牧場、キャンプ場、フィールドアスレチックコース、釣り堀などの各有料施設もあります。