鹿児島県

九州南部に位置し、本土には2つの半島（薩摩半島・大隅半島）を有する。その南側には離島（薩南諸島）が点在している。県庁所在地は鹿児島市。

本土は、霧島山を除けば大部分はシラス台地の地質からなっており、水はけがよく非常に脆い。また、鹿児島県は低地や平野が極端に少ないために、ほとんどの市町は周囲が山に囲まれている。

世界遺産の屋久島や、種子島宇宙センター、霧島山などがあり、鹿児島県は、自然・文化・観光・産業などの面において、豊富な資源を有している。

島数は605個あり、薩南諸島は種子島、屋久島を含む大隅諸島、トカラ列島、奄美群島からなる。また、活火山桜島などの火山もあり、温泉の数も多く、泉源数は約2,730で、大分県に次いで全国2位。

日本有数の農業県でもあり、農業産出額（2008年）は全国4位（九州1位）。鹿児島県が主要な産地となっている農産物としてサツマイモ、サヤインゲン、茶などがある。

なお、養豚は鹿児島県の代名詞的な産業で、養豚による収益は約820億円と言われている。特に黒豚は有名。

＜名所・旧跡・観光スポット＞
・縄文杉（屋久島）・桜島、城山、
・いおワールドかごしま水族館、ドルフィンポートなど
・霧島温泉郷、日当山温泉、
・指宿温泉、池田湖、開聞岳
・出水ツル渡来地
・大隅半島の佐多岬、霧島ヶ丘公園
・奄美大島のマングローブ林など