大分県

九州地方東部にあり、温泉の源泉数、湧出量ともに日本一で、別府湾に面する別府温泉、由布院温泉は全国的に知名度が高い。県庁所在地は大分市。

＜地理と由来＞
大分県は、山地の占める割合が大きく、西部には九重連山、南部には祖母山・傾山がそびえる。東は豊後水道を挟んで四国の愛媛県に面している。平野部は少なく、大分市や中津市、佐伯市の周辺などごく限られた地域に分布している。

このように、狭くて入りくんだ地形に多くの田が造られている様子を形容した「多き田」が転じて「大分」になったとされており、「おおいた」という読みは、「おおきた」が転訛したものと言われている。

大分県の特産としては椎茸及びかぼすが知られている。椎茸のうちでも特に、正月のおせち料理などで珍重される身が厚く表層に星型の亀裂が入る干し椎茸のどんこが名産。水産物では関あじ、関さばや城下かれいがある
また、大分県の自然エネルギー自給率は、25.2%で全国一高い。これは、八丁原発電所をはじめ3か所の商用地熱発電所が立地するなど、地熱利用が進んでいるためである。

＜名所・旧跡 ＞
・稲積水中鍾乳洞（豊後大野市）
・岡城（竹田市）
・咸宜園（日田市）
・九州自然動物公園アフリカンサファリ（宇佐市）
・九重山（九重連山、久住山）（玖珠郡九重町、竹田市） - 日本百名山
・鯛生金山（日田市）
・高崎山自然動物園（大分市）
・原尻の滝（豊後大野市）
・飯田高原（九重町）
・風連鍾乳洞（臼杵市）
・別府地獄めぐり（別府市）
・豆田町 （日田市） - 重要伝統的建造物群保存地区
・耶馬渓（中津市）

・青の洞門（中津市）