香川県

瀬戸内海に面し、四国の北東に位置する日本の県の一つ。令制国の讃岐国に当たる。県庁所在地は高松市である。香川県の名は、讃岐のほぼ中央に存在する古代以来の郡名をとったものである。

香川県は、古来より雨量、河川の流水量ともに少なく、旱魃に備えて、県内各地に14,000を超える数のため池が造られ点在している。

香川県は古来より、瀬戸内海を越えた岡山県や、鳴門海峡を越えた近畿地方との繋がりが深く、本州の岡山県とは島々を伝う形で架けられた瀬戸大橋により、道路・鉄路で結ばれている。

香川県といえば、麺のコシがしっかりとした讃岐うどん、こんぴらさんの愛称で親しまれる金刀比羅宮、空海の生誕地としても知られる善通寺（四国八十八箇所の一つ）、寛永通宝の銭形砂絵で知られる観音寺、対岸の倉敷市児島から坂出市にかけて海上に架けられた瀬戸大橋が有名である。

＜香川県の主な観光地＞

• 高松城
• 丸亀城（丸亀）
• 讃岐国分寺（高松市）
• 屋島
• 塩飽勤番所（丸亀市）
• 栗林公園（高松）
• 神懸山（寒霞渓）（小豆島町）
• 琴弾公園（観音寺市）

なお、香川県の農業は、米を始めとしてレタスやみかんなどの栽培が多く、さぬきの夢2000やオリーブ、讃岐三畜（讃岐牛、讃岐夢豚、讃岐コーチン）などが有名で、瀬戸内海式気候特有の農産物も多く存在する。