山口県

本州最西端に位置する。九州地方との連接点の地域である。エリアの大半は山陽地方に含まれ、北部の萩市・長門市が山陰地方の西端に当たるとされる。県庁所在地は山口市。 

＜経済について＞
山口県には宇部市・周南市など経済規模で山口市をしのぐ都市が点在する。特に下関市は、中国地方でも5番目（広島市、岡山市、倉敷市、福山市に次ぐ）の人口規模を有し、経済面でも県西部（旧長門国）の中心であるとともに、下関は山陽道と山陰道の結節点にもあたり、また関門海峡を挟んで九州に面する位置にあったこともあり、古来より福岡県北九州地区とのつながりも深い。

一方、岩国市などの県東部は広島県地域とのつながりが密接となっている。

約1,500キロメートルに及ぶ長い海岸線を持つ海は、穏やかな多島海美の「瀬戸内海」と、荒々しい浸食海岸美の「日本海」という異なった表情を持っており、自然だけでなく経済でも、北と南で大きな違いを見せています。
山口県の瀬戸内海側は、重化学コンビナートを中心とした工業と、高速道路網などを生かした流通業などが発展しており、瀬戸内工業地域の一角を成す。
一方で、山陰地方に当たる山口県の日本海側は、農業・漁業などの第一次産業と観光業などのサービス産業が中心である。
なお下関市のフグは日本一の市場取扱量を占める。

＜山口県の名所・旧跡・観光スポット＞

• 下関の巌流島や、唐戸地区（海響館など）
• 火の山、海峡ゆめタワー
• 城下町長府、東行庵、角島、川棚温泉、湯谷温泉など。
• 秋吉台（国内最大のカルスト台地）
• 岩国の錦帯橋、天然記念物のシロヘビ
• 山口の瑠璃光寺五重塔、常栄寺雪舟庭
• サビエル記念聖堂、湯田温泉
• 萩の城下町、松陰神社など