滋賀県

琵琶湖を擁する近畿地方北東部に位置する、県庁所在地は大津市。

令制国の近江国（江州）と完全に一致する。県名は大津が属していた郡名（滋賀郡）から採用された。

水運交易が盛んだった中世や近世には若狭湾と京・大坂をつなぐ中継地として、大津や堅田など内水系の重要港湾が数多く発展した。滋賀県は京阪に近い交通の要衝であり（大津市中心部と京都市中心部は10kmほどの距離で、JR大津駅-京都駅間は9分である）、平野部も多いため古くから開発が進んだ地域であり、特に京阪とのつながりが強く、現在は通勤圏として「滋賀府民」の多い地域となっている。

なお、文化的・経済的に京都・大阪との結びつきが強いが、中部地方との交流も盛んであり、滋賀県北部は近畿・中京・北陸の交点であり、工場や物流センターの設置計画も進むなど、中部圏の一角としての発展も期待されている。
主要な工業生産品には近世からの伝統産業である医薬品（特に置き薬）があり。
甲賀は忍者と製薬、信楽焼の里として昔から有名。 

＜滋賀県の伝統工芸＞

• 信楽焼信楽焼（甲賀市信楽）
• 湖東焼
• 彦根仏壇
• 浜縮緬（長浜市）
• 近江上布（湖東地域）
• 扇骨（高島市安曇川町）
• 小幡人形（東近江市五個荘）