兵庫県

本州の中西部に位置し、近畿地方に属している。県庁所在地は神戸市。

兵庫県の「ひょうご」の由来は、天智天皇の治世に兵の武器の倉庫の意味である「つわものぐら（兵庫）」があったことからも由来している。

南北に長い県域を持ち、兵庫県のほぼ中央を日本標準時子午線（東経135度）が南北に通過している。また、中部の東西に横たわる中国山地があり、交通の難所ともなっている。

兵庫県南部の瀬戸内海沿岸部は、大きい産業都市を抱えて阪神工業地帯や播磨臨海工業地帯といった日本有数の重化学工業の集積地となっており、近畿圏最多の工場立地数となっている。
一方で、中部から北部にかけては農林水産業が主な産業であり、過疎地も抱える。
また、兵庫県南東部の阪神間は、大阪都市圏のベッドタウンとしての性質があり、神戸市（国内の大都市人口6位）と阪神地方で全人口の約6割を占める。

県北部が日本海側気候、県南部が瀬戸内海式気候で、県北部を中心に豪雪地帯が広がる。広大な面積を有する為に兵庫県は歴史遺産や自然遺産にも恵まれている。