札幌市

北海道の市で、道庁所在地ならびに石狩振興局所在地。政令指定都市の中では浜松市、静岡市に次ぐ広大な面積を持ち、全国の市の中で4番目の人口を有する。 

札幌市は、江戸時代、松前藩によって開かれた石狩十三場所のうち五場所が集中し、幕末ころまでは蝦夷（アイヌの人たち）との交易が行われる土地でしたが、明治時代に北海道開拓の拠点として碁盤目状の計画都市として本格的に開発されました。

また、札幌市の周辺には、江別市、北広島市、石狩市などのベッドタウンを擁し都市圏を形成しており、中心部には地下街が発達し、札幌駅前・大通周辺のショッピングエリアには近郊の都市からも人が集まる。

札幌市を構成する自治体

札幌市は、豊かな自然を生かした観光業が盛んで、毎年2月初旬に行われるさっぽろ雪まつりでは、国の内外を問わず多くの観光客が訪れる。

道内の農作物・魚介類等の集積地という利点を生かし、古くから食品加工業が発達してきた。現在でも札幌市内の各所に食品加工業や製菓業が存在し、明治乳業など道内外の食品メーカーの工場も多い 。