市川市

千葉県北西部にあり、都心から20km圏内に位置し、人口は４７万人ほどで首都圏のベッドタウンとして発展している。南部は住宅地としてひらけ、北部の傾斜地等には豊かな自然が斜面林などとして残っている。

北部の市川、真間、新田、平田、菅野、八幡などは「市川市の木」であるクロマツも多く静かなたたずまいであり、これらの地区は、戦前は東京下町の富豪が別荘を構えたり、戦後も敷地の広い邸宅が多い高級住宅地となっている。

＜見どころ＞

・八幡の藪知らず（やわたのやぶしらず）
古くから禁足地（入ってはならない場所）とされており、「足を踏み入れると二度と出てこられなくなる」という神隠しの伝承とともに有名な市川市八幡にある森の通称。ちなみに、藪の広さは奥行き・幅ともに18mほどです。

・新浜の鴨場
皇室関連の行事のほか日本に駐在する外交官や賓客接遇の場としても用いられています。

・市川市動植物園
レッサーパンダなどを中心とした小動物を飼育している市立動物園。入り口にはレストハウス、自然博物館があり、動物の標本もある。

・里見公園
春の花見の名所として知られ、市川市国府台の江戸川の流れを見下ろす高台にある。また公園の南半分は西洋式庭園で、桜が多く、近年はバラの育成にも力を入れている。

・葛飾八幡宮
市川市にある神社で、寛平年間（889年－898年）に宇多天皇の勅命により石清水八幡宮を勧請して建立されたと伝えられている。 下総の国を守護する総鎮守として崇敬されている。