鎌ケ谷市

千葉県北西部に位置している。名前の由来としては、江戸時代は「釜原」と呼ばれ、釜原が鎌ヶ谷に転じたという説や、以前は周辺に蒲（かば）や茅（かや）が自生し、蒲茅が転じたという説など、諸説ある。

鎌ケ谷市では、1986年（昭和61年）10月、日本初の梨ブランデー試作品を開発し、農業協同組合の手により1987年（昭和62年）10月から発売を開始している。梨の他にもブドウやサツマイモなどの観光農園がまだ残っており、麺類や酢、ソースも特産品となっている
鎌ヶ谷駅が従来は中心となる駅であったが、東武野田線・新京成電鉄新京成線・北総鉄道北総線が交差し、利用客が最も多い新鎌ヶ谷駅に中心駅が移っている。都心方面（京成線・都営浅草線・京急線）への直通運転もあり、台東区浅草や日本橋まで特急で約30分と近い。 

＜見どころ＞

・鎌ヶ谷大仏（かまがやだいぶつ）
鋳造青銅製で高さ1.80m、台座含めて2.30m。と意外に小さな像で、個人の所有であるが、古くから地域のシンボルとなっている。

・道野辺八幡宮（みちのべはちまんぐう）
鎌ケ谷市道野辺にある神社である。正式名称は「八幡神社」（はちまんじんじゃ）で、下総を征服した平将門が中沢城を築く際に、城の鬼門にあたる現鎮座地に、弓矢兵馬の守護神として鎮祭したのに創まる。
現在でも鎌ケ谷市の総守護神として崇敬されている。