新宿区

古くから甲州街道の通り道として栄えており、現在でも鉄道各路線のターミナルとなっているため昼夜の人口増減が特に著しい。四谷・牛込・淀橋の3区を廃止（合併）し、成立した自治体で、１９４７年３月１５日に発足した。

新宿区には日本一の大繁華街が形成されており、特に歌舞伎町には映画館、漫画喫茶、居酒屋、キャバクラ、風俗店やホストクラブ、ラブホテル、パチンコ店も立ち並んでおり、「眠らない街」とも言われ飲食店・遊技施設・映画館が集中する歓楽街となっている。

また、駅の西口には、私鉄系のデパートである小田急百貨店や京王百貨店の各本店、ヨドバシカメラ本店や他に、ビックカメラ、ソフマップなど大型家電販売店がある。また、そこより歩いて５分ほどの場所には、新宿副都心と呼ばれる超高層ビル街があり、京王プラザホテルやヒルトン東京、ハイアットリージェンシー、パークハイアットなどのホテルや、都庁などもある超高層ビル群は日本最大級のオフィス街を形成している。

なお、韓国人と中国人が多数居住しており、特に大久保駅周辺から職安通りにはコリアタウンをはじめとする、外国人コミュニティも形成されている。 

・明治神宮外苑（めいじじんぐうがいえん）

＜探偵ノート＞新宿区にある洋風庭園。広大な敷地の中に、よく知られている銀杏並木などの多くの樹木の他、国立霞ヶ丘競技場やヤクルトスワローズが専用球場（本拠地球場）としている明治神宮野球場がある。 

・新宿御苑（しんじゅくぎょえん）

環境省所管の庭園であり、もともとは江戸時代に信濃高遠藩内藤家の下屋敷のあった敷地である。 第二次世界大戦後は一般に公開されており、毎年4月上旬に内閣総理大臣主催で開催される「桜を見る会」なども行われている。 

・神楽坂

＜探偵ノート＞新宿区にある早稲田通りの大久保通り交差点から外堀通り交差点までの坂のことで、明治28年、甲武鉄道牛込停車場の開設をきっかけに、坂の付近は商店街や住宅地として急速に発展。明治時代後期には牛込区第一の繁華街となり、大正から昭和の初期にかけて新しい東京の盛り場として賑わい、「山の手銀座」と呼ばれていました。

現在でも表通りから一歩入ると静かな路地があり、住宅街のなかにレストランや料亭などが多く見られます。