町田市

東京都の多摩地域に位置し、国道246号（東急田園都市線・小田急線）と国道16号（横浜線）が交差する地域にあり、明治時代以来絹の道の中継点であった関係で、八王子や相模原・横浜との結びつきが強い。

町田市の人口は都内の区部を除くと八王子に次いで2番目に多く、1960年代（昭和40年）以降ベッドタウンとして発達したが、各所で農業も行われている。 

・小山内裏公園（おやまだいりこうえん）
2004年に開園され、多摩ニュータウンの西部に位置する、町田市および八王子に所在する都立公園。面積459,211平方メートルの広大な公園であるが大部分はサンクチュアリとなっており立ち入ることはできない。貴重な自然と大田切池と尾根緑道（ジョギングコースとして利用されている）が特徴。

・小野路公園（おのじこうえん）
2004年に旧朝日生命グラウンドを町田市が購入したもので、小野路町にある野球場及びサッカー場（ラグビー場）が整備された公園。

・尾根緑道（おねりょくどう）
もともとは第二次大戦末期までに大日本帝国陸軍によって築造された戦車用のテストコースの一部であり、以前は「戦車道路」と呼ばれていた。陸軍が、相模陸軍造兵廠で生産された戦車を1．2キロほど離れたこの道に持ち込み、試験走行をしていたもので、町田市にある全長およそ8キロメートルの緑道である。毎年桜の開花時期には「まちださくらまつり」が実施される。

・グランベリーモール
アパレル・雑貨等を中心とした屋外型アウトレットモールである。収容テナント数は大小合わせて百店舗以上に及ぶ、東京急行電鉄が開発した園都市線「南町田駅」にあるショッピングモールである。映画館・フードコート・スーパーマーケットもあり一通りの買い物が楽しめる。東名I.C.にも近く、車でのアクセスにも立地条件はよい。
また、「グランベリーモール」の西に林と広場が中心の、のんびりと穏やかな空気感が魅力の鶴間公園もあり、桜の名所としてもよく知られている。