府中市

府中市は、645年の大化の改新後に国府が置かれるなど古代から栄えており、古くから政治や経済と文化の中心地として栄えてきた。江戸時代は甲州街道でも大きな宿場として栄えました。現在も、行政機関、病院等の公共機関が数多く集積し、駅を中心に、伊勢丹、「くるる」といった大型施設も立ち並ぶ商業地域となっている。

・くらやみ祭り
大國魂神社（おおくにたまじんじゃ）は武蔵国の総社で六社を合祀しており、特に格式の高い「東京五社」の一つとなっている。この神社の例大祭は、東京都指定無形民俗文化財にもなっており、４月３０日の品川海上禊祓（みそぎはらい）式から５月６日の神輿還御までの７日間に様々な神事がおこなわれ、主に5月3日6日にかけて行われる祭で、昔は「武蔵国府祭」とも呼ばれた。
ゴールデンウィーク中に行われる事と相まって、府中市では期間中約70万人の人出で賑わう。昔、神輿渡御が深夜に街の明かりを全て消した暗闇の中で行われたことからこう呼ばれるようになりました。祭りのメインは、５月５日－午後６時の花火の合図とともに、国内最大級の６張りの大太鼓が地鳴りのごとく打ち鳴らされ、「おいで」と呼ばれる神輿渡御が行われます。

・府中市郷土の森博物館
建築物がメインの野外博物館で、多摩川の是政緑地に隣接した自然の多い場所にあり、敷地面積は13haを超える。本館を中核として、江戸期から昭和初期の建築物を移築復元して保存している。

・府中の森公園（ふちゅうのもりこうえん）
旧米軍基地の跡地利用の一つであり、道路を挟んで東隣りに航空自衛隊基地がある。公園敷地内に美術館があり、芸術劇場が隣接している府中市にある都立公園。武蔵野の「森」・「丘」・「川」が表現されており「緑に包まれたファミリースポーツ公園」とされている。

・武蔵野公園（むさしのこうえん）
府中市多磨町二丁目から隣の小金井の前原町二丁目・東町五丁目にまたがる都立公園。南部が東八道路、北部を野川が西から東に流れる。西部に小高い「くじら山」という丘がある。
浅間山公園（大東亜戦争中は陸軍燃料廠があり、山麓の窪地などには燃料貯蔵タンクが設置されていた。また、陸軍の調布飛行場の戦闘機を隠蔽する場所としても利用）・多磨霊園・野川公園、神代植物公園、深大寺、国立天文台などと一体になって武蔵野の森をつくっています。