狛江市

多摩川中流左岸に位置し、北は国分寺崖線および野川、南は多摩川にほぼ一致する。このため北から南方向に緩やかに傾斜しており、標高は2030mの間にある。また、日本一の繁華街を擁する新宿区から電車（小田急線）で南へ約２０分の位置にある。 

狛江市は、澄みきった空、緑も多く武蔵野の野趣も豊かで、住宅地を求める人々がふえ、高度成長期の1960～1970年代には急激な増加を見せ、一気に都市化が進み、東京のベッドタウンとなっている。
また、多摩川の川底からハマグリの群れが化石となって発見されたことから、昔は多摩川の河口であったことが証明されています。さらに、いまもこの丘陵台地のいたるところから縄文式の土器や石器類が発掘され、特に古墳時代に栄えていたことを物語る古墳が市内の邸内や畑の中に多く残っており、当時栄えていた狛江市を中心とした土地に住んでいた国司（くにづかさ）国造（くにのみやつこ）の人々の古墳であるといわれている。
なお、これらの遺物や遺品等の多くは、日本歴史編成上の資料として大いに役立っています。

・絵手紙発祥の地
2005年に狛江郵便局が実施した「絵手紙発祥の地－絵手紙発祥23周年記念キャンペーン」では、全国から募集した約1600枚の絵手紙が商工会の手を経て、約1000ヶ所の店舗・事務所に配布されました。
この動きを受け、2007年に狛江市がこれを事業と位置づけ、「絵手紙発祥の地」実行委員会が設立されています。

・絵手紙 - はがきに水彩で絵を描き、一筆沿える形式の手紙
日本絵手紙協会の代表者が在住しており、最初の絵手紙の教室が開かれ、狛江郵便局では、協賛するイベントなども行っている。